Oyayubi Koyubi's History


親父と娘でお店をやっているから「親指小指」と名付けました。
丹波町にある小さなログハウスからスタートし、早くも10年がたとうとしています。
亀岡大井店や、平和堂アルプラザ亀岡店にも出店し、
東京赤坂にある森ビルのお祭りにも出店させていただきました。
しかし、親子二人では限界がありました。
その限界を越えることに必死でしたが、ひとつの疑問をずっと抱いていました。
「これでいいんだろうか・・・・」
ちょうどこの頃、たこ焼き業界はチェーン展開をするブームに乗っかっていましたが、
正直私たちもチェーン展開を視野に入れていました。
しかし、数をさばくことに気をとられ、目先のことしか見えていませんでした。
疲れ果てたあとに待っていた現実は、顧客離れでした。
一番大切にしなければいけないものを失ってから気づいたのです。
それからというもの、丹波店、亀岡店を閉店し、
今現在では東山二条店 一つに集中して営業しています。
店内は5名ほどしか座れない小さなお店ですが、丹波町や亀岡時代のお客様が
「親指小指のたこ焼きが食べたくて」と、わざわざ探して来て下さいます。
「やっぱり来てよかった・・・」
と、いう一言の重みを日々噛み締めながら親子で頑張っています。
「焼きたてはおいしくて当たり前。冷めてもおいしい商品作り」
を、モットーに日々研究を重ねています。
これからも精進して参りますので、末永いお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

inserted by FC2 system